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当事者研究 家族に対して「もう冷静になれない」

· 当事者研究,活動報告

 この日は家族の悩み事があるという利用者さんの話を聞きながら、「どうして家族に対して冷静じゃいられないのか?」について当事者研究を行いました。

 通常当事者研究の板書の写真を掲載するところですが、利用者さんの個人情報が少し入っている部分があるので、まとめだけ掲載させていただきます。

 コクリでよく出る話題で、色々な利用者さんから似たようなお話を伺うところで、他人だとイラっときてもちょっと冷静に対処できるのですが、家族となるとイラっときたらすぐ強めに言ってしまうというのがあるようですね。

 こういう話のときいつも思い出して言う話がありまして、

①学校の先生や塾の先生も、自分の子供はよその塾に行かせる(自宅で勉強をみてやると必ずケンカになっちゃうから)。

②子供が親にパソコンを教える時、すごく厳しくなってしまう。(あるあるネタ)

 なぜか親や家族には冷静ではいられないようです。

 ちなみにこの「もう冷静になれない」は別の利用者さんがよく言うフレーズで、今年のコクリ流行語大賞候補ですw。

 この話題で出た話。

・思春期の頃、「親なんだから察すれ!(言わないでもわかれ!)」と思っていた。

・「もう、”親”なんだから!(ちゃんとしてよね)!」とか思ってしまう。

 →親=特別視

・他人に対しては割り切れるけど、親には割り切れないのは、親子の関係は「ずっと切れない」「終わりがない」「エンドレス」「いつ終わるのかわからない」というのがあるのでは。

・「いつおわるかわからない」=「ツラい!」

・しかも親戚もわんさとたくさんいる。 「うわーエンドレスだぁ。。!!」

 【公式】親の兄弟=めんどう

 →でもいつかは終わる。親が亡くなるとか。

 →あとは、一回「さよなら」と言ってみるのはどうか? 「これ以上はダメです」とか。

(ということは、実は「エンドレス」ではなく「終わる」ってことか?)

 と言うような感じで、様々な話が出ましたが、当事者研究をしてみると、「終わらない」と思っていたが、実は「終わりはある」と気がついたり「親の兄弟=めんどう」のような公式ができると、「うちだけじゃないんだ」とほっとするというようなことがあり、これが当事者研究の良いところです。

 そういうわけで、明確な着地点には到達しませんでしたが、なんか色々喋ってすっきりした、というのがこの日の当事者研究でした。また次回。

(小田)

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