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当事者研究会@すずらん病院5/16

· 当事者研究

 江別すずらん病院とコクリで連携してスタートした「当事者研究会」、5月は昨日16日に開催されました。2月から毎月一回定期的に開催しております。

 当事者研究の理念を少しずつ学びつつ、参加者の皆さんの困りごとなどをその場で実際に当事者研究していくという流れで行っています。

 昨日は親との関係の困りごとで、とれたての新鮮な「苦労」がありましたので、これを掘り下げました。

 母親に対して、この歳で反抗期になってしまった、というところから掘り下げていくと、父親に当事者の方が怒られている時に、母親が助けてくれなかったというのが子供の頃にあり、「あの時、守ってくれなかった!」という気持ちがあるが、母親に言ったことはないと。

 母親が「母」をやっていなくて、「妻」はやっていたとか。

(今板書見て思いましたが、当事者の方が「母」をやっていたから、お母さんが「母」の役をやらなくなったのかもしれないですね)

 また当事者の方は子供の頃、両親の関係を取り持つ為に「いい子」を演じて自分の存在を消していたと。

 そのようなことから、母親は当事者を子供としてみておらず、「見えていないのではないか?」と。

 色々な背景や経緯があり、情報量がものすごく多かったので、板書もまとまりきらなかったのですが(板書は私小田がやりました)、書いていくことで点と点が繋がる感じがあり、薄っすら線が見えてきたところで、話が盛り上がって大幅に時間を超過してしまいましたので、ひとまず終了ということになりました。

 参加された方々から色々な質問が出たり、良い視点が出たり(特に当事者の方からすると母の視点が新鮮だったかもしれません)、また良いワードも色々出ていました。

 「黒子」というのは非常に良いキーワードだったなと、終わってから思いました。こういうケースで子供が「透明人間」になるというのはよく言われますが、このケースではむしろ「黒子」なんでしょうね。

 母から子が見えているけど見えていない状態。学芸会の演劇で子供が黒子で出演していて、子供は「親だから私ってわかるよね」と思っているけど、終わった後の感想、父「わかった」、母「わからなかった」という感じなんでしょうか。

 当事者研究会は毎月行っており、次回は6月20日(火)18:00~19:30です。

 ご興味ある方はぜひご参加ください。(直接来ていただいて結構です)

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