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当事者研究 テンション研究

· 活動報告,当事者研究

 今日は利用者さん一名とスタッフ二名で活動を行いました。

 昨日も来訪された利用者さんですが、昨日の話しでこの方が、「喜怒哀楽の感情を素直に表現できないのって『テンション』が関係あるんじゃないか?」と投げかけてくれたのが非常に面白くて、今日はこの辺の話を色々とすることになりました。

【仮説】

(公式1)

 「テンションが高い」 → 「喜怒哀楽が出せる」

(公式2)

 「怒ることができない」 ← 「喜怒哀楽が出せれば怒れるかも」

(公式3)

 「怒ることができるようになる」 → 「怒られるのが少し平気になる」

というのが、昨日までの話し。この仮説にもとづいてさらに掘り下げてみました。

 これを小田がトランポリンに例えてみました。板書写真の右側のアップです。

 トランポリンの例えのイメージは結構わかりやすいと好評でした。

【ほどよい】

 ジャンプも下にさがるのもちょうどよい感じ。飛んだ時に気持ちが良い。

【はずまない】

 ビタン!っと幕が張っている状態(緊張)で、マットが固すぎて、下に下がるのも、ジャンプもあんまり動きがない。あまり飛べないので楽しくない。

【とびすぎ】

 トランポリンの幕がベロンベロンで、下に下がった時には床について怪我もしそうだし、ジャンプした時にはものすごく飛ぶので自由がきかなくて危ない、というような状態。

【ずっしり】

 誰が置いたのかトランポリンの幕の上に砂袋が置いてある。少しへこんでいる。飛べない。無理やりどかそうとすると疲れる。そして砂袋を取り除いても少ししばらくへこんだまま。あまりジャンプもできない(下にはさがりやすい。少しクタってるから。)

【からまわり】

 トランポリン自体は正常だけど、ジャンプのタイミングが悪くて上手く飛べない。転んで怪我しそうなど。

 トランポリンの例えでは、ジャンプする人間の重さは「適度な緊張」かなとも。軽すぎても上手く飛べないし、重すぎても飛べない。下手するとトランポリンが壊れてしまうという。

 じゃあ「どうやったらテンションが上がるか」について考えてみました。

 ・楽しいことを考える(やる)

 ・肩の力を抜いて。楽~に。

 ・不安(心配事)がない状態。

 

 で、それでも出来ない人いるよねということで、ダメ押しで

 「それでもテンションが上がらないのはなぜか」と考えてみました。

 ①砂袋(不安がある。心配事がある)

 ②布張りすぎ(緊張しすぎ)

 ③ほどよく高く飛ぼうと、そもそも思っていない

  (1)「なんだ、これは歩きずらいなぁ。。」→飛んだら楽しいものと知らない

  (2)「高く飛んだら、危ない!怖い!」

  (3)「恥ずかしい」(人目が気になる)

 

 そしてこれに対する対処方法を考えてみました。

 ①→当事者研究、話してみる。

  →他の人が一緒に飛んで砂袋をすっ飛ばす

 ②→無理をしすぎない。緊張もOK

  →「めちゃくちゃ緊張させる」→「力を抜く」→「ふーっ」の流れで。

 ③(1)やってみる。慣れる。

  (2)慣れかな?

  (3)他の人が一緒に飛んであげる。サポート。体操のお兄さん的な。

 

 なかなか面白いぞというところで、今日の研究はここまで。

 

 ちなみに今日参加の利用者さんと支援員北野は「遠足前眠れないタイプ」で、テンションの上下は「自然型」。

 支援員小田は、「遠足前もぐっすりタイプ」で、テンションの上下は「抑制型」でした。

 

ではでは。

 

(小田)

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